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あいあい整骨院の加圧トレーニングについて知ってください!

あいあい整骨院の加圧トレーニングについて知ってください!

こんにちは!

あいあい接骨院倉敷連島院です。

 

今回は筋力トレーニングの一種である【加圧トレーニング】について書きました。

加圧トレーニングはあいあい接骨院でもメニューとして取り入れておりますが、どういった原理で、どんな効果があるのか詳しく知っている方は少ないのではないのでしょうか?

 

「この記事を読めば加圧トレーニングについてはだいたいOK!」というくらいにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

 

加圧トレーニングとは

 

加圧トレーニングとは、バンドなどで鍛えたい部位を締め付けて、循環している血管の血流を制限することで、筋肉内が低酸素状態になり、表層に存在する【速筋】を鍛えることができるトレーニングの事です。

 

速筋と遅筋

 

身体を動かすための筋肉は2種類あり、表層に存在する速筋と、深層に存在する遅筋に分けられます。

速筋は、白筋ともいわれており、体を「動かす」為の筋肉です。

特徴は重たい物を持ち上げることのできるパワーがあるところです。

日常では、物を持ち上げること以外にも、走る、跳ぶ、投げるなどの瞬発的な動作の時に主に働きます。

この筋肉は、パワーはありますが、疲れやすく長時間活動することができません

 

遅筋は赤筋ともいわれ、体を動かすというよりは、関節などを「安定させる」ことに大きく関与します。

特徴は持久力があるところです。

長時間の立ち姿勢や歩く動作、マラソンなどの際に主に働きます。

この筋肉は、持久力はあるものの、パワーはそこまでありません。

 

この速筋と遅筋がお互いに働くことによって人間は動くことができます。

 

加圧トレーニングはこの速筋にフォーカスしてトレーニングを行います。

速筋を鍛えるメリット

 

筋力トレーニングでも最近特に注目されているのはインナーマッスルトレーニングで、赤筋を鍛えることに関心が集まっている傾向があります。

もちろんインナーマッスルである赤筋を鍛えることは大切ですし、鍛えることで姿勢保持や、ケガの予防も期待できる筋肉です。

 

一方、速筋の方は日常生活ではあまり使われない筋肉ですので、鍛えることに意味がないように感じるかもしれませんが、様々なシーンで活躍しています。

 

階段のスムーズな昇降、椅子からスッと立ち上がる動作、つまずいた際にとっさに足を出す時などに働いています。

速筋が弱ってくると、これらの動作がやりにくくなります。

さらに、太ももの速筋においては、意識的に鍛えないと、年間1%ずつ筋力が低下してくるといわれています。

 

このことから赤筋のみではなく、速筋も日常的に鍛える必要があるといえます。

 

加圧トレーニングで白筋が鍛えられる原理

 

ここではまず、それぞれの筋肉を動かす為に必要な物質の説明を行います。

白筋は主に「糖」を原料にして活動します。

糖は細胞の中の器官によって生成されますので、酸素や血液を必要としません。

 

遅筋は主に「糖や脂質」で血液の中の酸素を取り込みながらエネルギーに変えて活動しているとされています。

この原理を利用して、バンドなどで筋肉内の血管を締め付けることにより、筋肉内が低酸素状態になる為、遅筋が活動しなくなり、活動が速筋に切り替わります。

 

活動が切り替わることで、本来ウェイトトレーニングやダッシュなどのきついトレーニングでしか鍛えられない速筋を、自重トレーニングでも鍛えることが可能になります。

 

普通の筋力トレーニングとの違い

 

普通の筋力トレーニングと加圧トレーニングの違いは主に

 

・自重トレーニングでは鍛えられない白筋のみを効率よく鍛えられる

・短時間で行える

・血管を締め付け→開放を繰り返すことで一酸化窒素が分泌され、血管内皮が強化される

 

などがあります。

 

ですので、ただ筋肉を鍛えるだけでなく、日本の死亡原因でも特に多い血管症が(脳・心筋梗塞)のリスク低下などの効果も期待できます。

 

よくある質問

 

Q, 筋トレをすると腕や足が太くなるんじゃないの?

 

特に女性からの質問が多いのですが、結果から言うと太くはなりません。

筋肉を太くするにはウェイトトレーニングなどで高負荷をかけてトレーニングを行う必要があります。

加圧トレーニングは自重で行うので、筋肉が太くなることはありません。

(高負荷をかけて行う加圧トレーニングもありますので、その場合は筋肥大が見込まれます)

 

Q, 持病があるけど行っていいの?

 

血管を締め付けて行うトレーニングですので、禁忌疾患や事項があります。

特に以下に該当する方は、加圧トレーニングは避けた方が良いとされています。

 

〇深部静脈血栓症を発症・治療中の方

〇高血圧症(180/100mmHg以上)で治療を受けていない方

※140/90~94mmHg以下ではトレーニング可能です。

 

他にも心臓病、悪性腫瘍、骨粗鬆症、妊娠中など医科に確認が必要な内容もありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

 

あいあい接骨院倉敷連島院では

当院でも加圧トレーニングを行っています。

「FAST TRAINER-ファストトレーナ-」というマシンを使用して行います。

加圧トレーニングの機械FAST TRAINER-ファストトレーナの画像

FAST TRAINER-ファストトレーナを使っている画像

FAST TRAINER-ファストトレーナを使っている画像

従来の加圧トレーニングマシンと異なり、静脈などの大きな血管ではなく、筋肉内の毛細血管を締め付けるので気分が悪くなることや事故が起こりにくくなっているのが特徴です。

トレーニングにかかる時間も従来のものより短時間で行うことができるので、隙間時間に行うことができます。

また、アスリートの方などは、各競技に合わせたトレーニングも行えますので、スポーツのパフォーマンス向上にも役立ちます。

身体を鍛えないといけないが時間がない、自分で行っているが正しいのかわからない、スポーツのパフォーマンス向上などお考えの方もお気軽にご相談ください。

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