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脊柱管狭窄症にならないようにしよう!

脊柱管狭窄症にならないようにしよう!

こんにちは

あいあい接骨院倉敷連島院です。

 

今回は脊柱管狭窄症についての記事を書きました。

脊柱管狭窄症という病名は聞いたことあるかもしれませんが、まず脊柱管って何なのかご存じでしょうか?

構造を知っていれば、どうしてなるのか、どうして症状がでてくるのかがわかると思うので

最後まで読んでいただければと思います。

 

脊柱管狭窄症とは

 

脊椎というのは、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎、尾骨という27~28個の椎骨から構成されています。椎骨には椎孔と呼ばれる空間があり、椎骨同士が椎間板を経てつながっており椎孔も一本のトンネルのようになっています。それが脊柱管です。

その中に脊髄や神経(馬尾神経など)が通っています。脊柱管は、背骨、靭帯、椎間板などで囲まれており、なんらかの原因で脊柱管が狭くなることで、脊髄神経が挟まれたり圧迫されたりすると痛みやしびれなどが生じます。

脊柱管狭窄症は脊柱が狭窄している場所によって、頸部脊柱管狭窄症、胸部脊柱管狭窄症、腰部脊柱管狭窄症、広範脊柱管狭窄症に分けられます。

50歳代から徐々に増え始め、60歳から70歳代に多く見られます。高齢者の10人に1人は腰部脊柱管狭窄症を患っているくらい多いです。

原因

脊柱管狭窄症の原因の多くは加齢です。加齢による背骨の変形、筋肉が衰えてくると身体を支えるために背骨の周りの靱帯が厚くなっていき、それによって脊柱管が狭くなり神経が圧迫されます。また身体が大きくなる過程で脊柱管が狭くなる方向で骨が成長することによって圧迫されることもあります。

椎間板ヘルニアや脊椎すべり症、脊椎側彎症などの背骨が変形する病気が原因で脊柱管が押しつぶされて発症することや交通事故や激しいスポーツによる衝撃での怪我など他の病気が原因となることや生まれつき脊柱管が狭いことでも発症することがあります。

生まれつき脊柱管が狭いと交通事故にあった際に、他の人より症状が重たくでることやしびれを感じることがあります。

 

どんな症状がでるの?

 

どんな症状が出てくるの、脊柱が狭窄されている部位別まとめました。

 

頸部脊柱管狭窄症

高齢者の男性に多く、首―肩―手にかけてしびれや痛みを感じ、細かい手指の動作(ボタンが掛けづらくなる。など)が困難になってきます。また肩や首回りの筋肉が凝る方もいます。その他、排尿や排便に障害がでることもあります。

注意)似たような言葉で「頸椎症」がありますが、頸部脊柱管狭窄症や頸椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症などの首に対して起こる疾患をまとめて「頸椎症」といいます。

 

 

胸部・腰部脊柱管狭窄症

馬尾神経は、脚部をコントロールしている神経です。背筋を伸ばすことで、脊柱管が狭まり神経が圧迫されるため、太ももや膝から下にかけてのしびれや痛み、足のもつれなどが生じます。また、腰痛はそれほど強くありませんが、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると神経がより圧迫されるので長い距離を歩き続けると症状が悪化して200m~300mだけでも歩くのが困難になります。しかし、しばらく前かがみになって休息すると症状が治まり再び歩けるようになります。歩行と休憩を繰り返す状態を「間欠性跛行」といい、腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。

腰部脊柱管狭窄症が進行すると仰向けになっても足のしびれが起こり身体を横にして丸めないと眠れなくなり、排尿・排便障害を起こすこともあります。

 

似ている症状の疾患

 

椎間板ヘルニア

背骨の骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板が加齢などによって変性、中にある髄核がでてきて神経を圧迫する病気です。それにより、腰や臀部、足に痛みやしびれなどの症状が起こります。

 

閉塞性動脈硬化症

主に動脈が狭くなったり、詰まったりして血流が悪くなる病気です。足の血流が悪くなると痛みやしびれなどが起こり、間欠性跛行などの脊柱管狭窄症と似たような症状がみられることがあります。症状としての違いは足の温度に左右差があり動脈が狭くなっている方に温度の低下がみられることなどです。

 

糖尿病性神経障害

糖尿病で最も多くみられる合併症です。神経が障害されることで足のしびれや痛みなどの症状がみられ、進行すると手指のしびれや痛みなども見られるようになります。糖尿病にかかっていて、下肢のしびれや痛みがある場合には注意が必要になります。

 

ストレッチ紹介

*椎間板ヘルニアの人はしないでください。医師に診断をもらってからお願いします。

脊柱管を広げるストレッチ

1、仰向けで寝転がり、膝を曲げて両手で抱える。

2、膝を顔の近くまで引き寄せる。

3、1~2を繰り返す。疲れたら椅子などに足をかけて休める。

1、四つん這いの状態で背中を丸めます。

2、手の位置は変えずに徐々に膝を曲げていきます。

3、背中を丸めるように意識して、正座のような姿勢になります。

4、また四つん這いの姿勢にゆっくり戻ります。

これを5回ほど繰り返します。

 

腰をひねるストレッチ

  • 仰向けで寝転がり、顔と上半身は正面のまま腰から下だけ捻る。
  • 反対側も左右10回ずつ行う。

トレーニング

脊柱管狭窄症は筋力が衰えることにより姿勢悪化や背骨が変形したり、靭帯が厚くなったりするので、しっかり姿勢を維持するための筋肉を鍛えましょう!

ドローイング

  • 仰向けになり両膝を立てます
  • 腹式呼吸の要領で、息を大きく吸ったり吐いたりします。
  • 息を吐くときに合わせて、お腹を限界までへこませます。

これを10回程度繰り返します。

 

 

 

ダイアゴナル

  • 四つん這いの姿勢で、背中が曲がったり反ったりしないように注意します。
  • 右手と左足をまっすぐ上げて15秒キープします。
  • 次に左手と右足をまっすぐ上げて15秒キープします。
  • 交互10回程度繰り返します。

 

 

*注意点*

・痛みがある時は無理をしない。

痛みがあるのに行うと症状の悪化や他の場所を痛める可能性があります。

・崩れた姿勢でしない。

正しい姿勢で行わないと、逆に痛みの原因になったりするので

姿勢が崩れるようでしたら1回休憩しましょう!

・しっかり継続して行う。

トレーニングは継続して行うことにより効果が出てきます。

 

 

 

 

 

脊柱管狭窄症の疑いがある症状

 

・痛みや痺れが3ヵ月以上続く

・じっとしていても痛みや痺れがある

・痛みよりも痺れが多い

・長い間歩くと痺れがまして、少し休憩するとまた歩けるようになる。

・身体を反らすと症状がひどくなり、前かがみになると痛みや痺れが楽になる

・残尿感、頻尿、尿漏れが気になる。

・お尻が火照てって痺れがある。

・足の踏ん張りがきかない

 

これらの症状がいくつか見られ、似たような症状でおかしいと思ったら是非一度、当院にご相談下さい。狭窄場所に負担がかかり神経痛が起こっている事が多いです。

あいあい整骨院では、背骨の動きをつけ体のバランスを整える施術を行っております。お気軽にご相談ください。

また、症状によっては専門機関への受診をおすすめすることもございます。

腰を動かしたら痛い、違和感があるなどお身体でお困りの際にはあいあい接骨院 倉敷連島院にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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