足の痛み1 足関節捻挫
歩行時やスポーツ活動中に、足を内側もしくは外側にひねることで
足首の靭帯が伸ばされて損傷し、痛みが生じます。
- 症状
- ほとんどは内側へひねって起こるため、外くるぶしの前下方に痛みがあります。圧痛、腫脹、熱感、内出血がみられることもあります。
- 原因
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バスケットボールやサッカーなどのスポーツ活動中の方向転換やジャンプの着地時、相手と接触したときなどに発生します。
また、日常生活では段差に躓いた際やくぼみに足をとられた際に起こることがあります。
- 検査法
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- 前方引き出しテスト
- 内反ストレステスト
治療法
応急処置として「RICE処置」があります。
RICE処置とは、
Rest…安静 スポーツ活動などは中止し、患部を動かしたり体重をかけたりしないようにします。
Ice…冷却 痛みを軽減し炎症をおさえるために、ビニール袋などに氷を入れて、約20分冷やします。
Compression…圧迫 腫れを防ぐために、包帯などで軽く圧迫し固定します。
Elevation…挙上 腫れを防ぐために、足の下に物を置き患部を心臓より高くします。
あいあい接骨院での施術内容※一例です。
来院された際に当院では、捻挫した時に足の骨にズレが生じるため、骨を正しい位置に整える整復を行い、テーピング等を用いて固定します。
足の痛み2 足底腱膜炎
足底腱膜は、土踏まずを保持し足にかかる衝撃を吸収するクッションの役割があります。
この足の裏のアーチを支えている腱膜に繰り返し力が加わることで炎症を起こし、痛みが生じます。
- 症状
- 起床時の歩き始めや長時間座った状態などから急に歩く際など、運動をし始めたときにかかとの内側前方から中央にかけて痛みを感じます。運動を続けるうちに次第に軽くなりますが、長時間になってくると再び痛みが強くなってきます。
- 原因
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ランニングなどスポーツによる使いすぎや長時間の歩行、立ち続けることなど、繰り返し外力が加わることで発生します。
また、自分の足に合っていない靴の着用や硬い地面でのトレーニング、足の筋力や柔軟性が低下している場合、扁平足や外反母趾といった足の変形によっても足底腱膜に負荷がかかり、炎症が起こります。
治療法
足底腱膜への負荷を減らすために、運動を休み安静にします。
足底やふくらはぎのストレッチをして、筋の柔軟性を上げます。
クッション性のある靴を履くようにし、アーチに崩れがある方はインソールをいれるようにします。
あいあい接骨院での施術内容※一例です。
来院された際に当院では、足底やふくらはぎの筋肉を手技により緩め、ストレッチやトレーニングを行います。また、足底のアーチ形成のために、テーピングを行い足底のクッション機能をサポートします。