- 肩の痛み
VDT症候群って知ってますか?
こんにちは。
あいあい接骨院 倉敷連島院です。
今回、ブログの第1弾の記事は「仕事」に関しての記事です。
仕事は生計を立てる上で必要なことであり、必要さゆえに、無理な体勢や動作を強いられることもあると思います。
ゆえに仕事が原因と考えられる慢性的な痛みや疲れ、不調を感じている方も多いのではないでしょうか?
特に、パソコンを使う仕事も増えてきている現代社会で「VDT症候群」という名前が注目されています。
今回はその「VDT症候群」について記事を書きました。
VDT症候群とは
VDTとはVisual Display Terminalsの頭文字をとったものです。
パソコンなどの出力装置の事を指す言葉で、この出力装置を使った作業をVDT作業と言います。この作業を行っている中で起きる痛みや不調の事を総称して「VDT症候群」と言います。現代では紙で行っていたことがパソコンに代わってきたり、会議もオンラインになってきたりと、今まではパソコンを使っていなかった職種でもパソコンを利用する機会が増えてきている状況です。
つまり、少なからず皆がVDT作業をしており、VDT症候群になる可能性があるということです。
どんな症状がおこってくるのか?
不調は様々なところに出てきます。
まず、当院にお越しになられる患者様で多いのが首から肩にかけての痛みと腰痛です。
長時間ディスプレイを見続けている姿勢は常にやや下を向いています。この姿勢は頭(約5㎏)が前に落ちないように首周りの筋肉が常に緊張せざるを得ない状態です。それが数時間や数日間続くので回復が追い付かず痛みや不調が出てきてしまいます。
慢性化して悪化してくると、頭痛、めまい、手指のしびれや脱力感を感じるようになってきます。
パソコン仕事は座って行うことが多いので腰痛も同時に発症してしまうケースが多い傾向があります。6時間以上のデスクワークは腰痛の発症リスクが高くなるといった研究データもあるくらいデスクワークと腰痛は強い関係性があります。
他には目や精神的な負担などがあります。
パソコンなどにディスプレイから発せられるブルーライトを長時間見ていると、目や精神的な不調をきたすことがあります。
目はピント調節をし続けるので目の疲労感や、まぶたの痙攣、倦怠感を感じ、イライラや抑うつ状態など精神的な不調や障害を感じる方もおられます。
対処法
対処法にはセルフケアと施術での改善があります。
家などプライベートで出来るケアの代表的なことと言えばストレッチです。
SNSやYouTubeなどで様々なストレッチやセルフケアの動画が紹介されていますが、当院で実際に患者様にお勧めしているストレッチをいくつか紹介いたします。
肩こりが気になる方向け
伸ばす側の首(写真では右側)の反対の手で肩を押さえます。
首を傾けて首と肩の筋肉を伸ばします。
ポイント
顔の向きは押さえている側の反対の方を見るようにするとしっかりとストレッチができます。
10秒×3回を1セットで1日の中で3~5セットくらい行ってみてください。
背中の痛み、猫背が気になる方向け
立った状態で壁に手をつきます。つく位置は頭の位置より高いところについてください。
2枚目の写真ようにお辞儀をするように体を倒していきます。
ポイント
顔はまっすぐ正面に向けて行うと背中がしっかりと伸びます。
5秒×5回を1セットで1日の中で3セットくらい行ってみてください。
背中から腰にかけての痛みが気になる方向け
- 椅子に座り両手を上げる。(バンザイの格好)
- 伸ばす側の手首を反対の手で掴み、倒していく(写真では左側を伸ばしています)
ポイント
倒すときに遠くに手を伸ばすようにして倒していくとしっかりとストレッチができます。
5秒×3回を1セットで1日の中で3回くらい行ってみてください。
当院では
実際に痛みや不調でお越しになられた患者様にはまずしっかりと問診・検査を行い体の状態や生活での負担などをしっかりと把握します。
そこから患者様の状態に合わせたメニューをご提案いたします。
その後施術を行い、今までの痛みの推移や生活、施術後の結果をもとに、最短で症状が良くできるような計画を立てていきます。
症状によって様々な通院ペースがありますが、慢性的な症状ですと、週に1~2回の通院を2~3ヶ月くらいをお勧めしております。
駐車場も多数ありますのでお車お越しの際も安心してお越しください。
今回はVDT症候群について書きました。
パソコン仕事や、それに付随するデスクワークなどによる痛みや不調でお困りの方や、ご自身の周りでお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ当院にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。