あいあい接骨院(整骨院) 倉敷連島院 あいあい接骨院(整骨院) 倉敷連島院
倉敷連島院

骨盤矯正について

骨盤矯正について

こんにちは!あいあい接骨院 倉敷連島院です。

今回は骨盤矯正について書きました。

骨盤矯正とは

骨盤矯正は、今ではよく耳にする言葉だと思います。

あいあい接骨院でも骨盤矯正という施術を行っており、体の痛みや不調の原因に対する施術として非常に重要だと考えています。

当院にご来院される患者さんに骨盤矯正を行う際に「骨盤矯正ってご存じですか?」と聞いた時に、「名前は知っているけど、どんな施術をするのかはよく知らない」と言われることもしばしばあります。

骨盤矯正とはどんなものなのか解説していきます。

骨盤の構造

「骨盤」は複数の骨で構成されています。まず真ん中にある「仙骨」という骨があります。そして、「腸骨」「座骨」「恥骨」の3つの骨が合体して「寛骨」となり、仙骨を中心に両サイドに寛骨が関節を作り1つの骨盤になります。この仙骨と寛骨で構成された関節を「仙腸関節」と言います。

仙腸関節の左右差や歪みの事を「骨盤の歪み」と言い、骨盤矯正はこの仙腸関節に対して施術を行います。

骨盤の名称のイラスト

仙腸関節についてのイラスト

矯正とは

骨盤矯正の「矯正」は医療の中で使われる場合、「器具を用いて外科的手術で欠陥のある部位を治していくこと」とされています。

脊柱の側弯症の矯正や、歯科の歯列矯正がその代表例です。

接骨院や整骨院・整体で行われている、骨盤「矯正」は医療用語ではなく接骨院業界内で広まった言葉なので、骨盤矯正と言っても施術方法に決まりはありません。

しかし、矯正という言葉通り「まっすぐに正す」という目的は同じです。

 

骨盤が歪むとどうなるのか?

  • 荷重がかかるときに痛みが出る

仙腸関節は上半身の重さを受けている関節で、その関節が歪むと普通では荷重のかからない部分に荷重がかかります。

そのせいで痛みを感じてしまいます。

  • 脚にかかる荷重の左右差

仙腸関節は下肢と上半身を繋ぐ役割があります。

そこの関節が歪んでしまうと立っている時の仙骨が傾き、左右の体重のバランスが偏ってしまい、脚のどちらかに多く負担がかかってしまいます。

  • 多関節の痛み

また、傾いた仙骨の上に乗っている腰や首の骨も傾いてしまします。

その結果、腰痛や肩こりの原因にも直結します。

つまり、骨盤の歪みは全身の痛みの原因になる可能性があります。

さらに、骨盤の傾きにより、内臓が圧迫され、内臓機能の低下や、血流の障害なども起こる可能性があるとされています

骨盤矯正を行うとどうなるのか

骨盤矯正には様々な効果があります。

  • 痛みの緩和

骨盤の歪みが原因で起こる痛みに対して骨盤矯正は非常に効果的です。

骨盤が原因で関節や筋肉の痛み・固さを感じることがあり、その場合だと痛みのある関節や筋肉のみに施術を行っても効果が無いか、一時的に良くなるだけで根本的には治りにくい傾向があります。

骨盤矯正を行うことで、痛みを根本から改善することが期待できます。

 

  • パフォーマンスの向上

スポーツにおいて、体のバランスはパフォーマンスを左右する重要な要素となります。このバランスを悪くしてしまう原因に骨盤の歪みがあるので、痛みがない学生さんや、趣味でスポーツを頻繁に行っている方にもおすすめです。

 

  • 産後のケア

産後の方の骨盤は妊娠から出産を経て、体の関節を構成する靭帯が緩くなっていきます。産後半年くらいまで靭帯の緩さが続くので、普通の方より関節が歪みやすくなります。骨盤矯正を行うことで歪んだ骨盤だけでなくその他の関節に対して矯正を行い、痛みや不調などのお悩みを解決していきます。

 

  • その他
  • 冷え性、むくみ
  • 便秘、下痢
  • 生理痛や生理不順
  • 代謝が悪くなり太りやすい
  • 不眠や自律神経の乱れ
  • O脚やX脚
  • 下腹が出る
  • 歯痛や手足のしびれ

骨盤矯正によりこれらの症状の改善が期待できるとされています。

 

不妊にも効果が期待できる骨盤矯正

一見無関係に思える不妊と骨盤矯正ですが、不妊治療にも効果が期待できます。

妊娠に関わる臓器(女性は子宮や卵巣、男性は精巣へ血液を送る血管)は骨盤の付近にあります。

骨盤の歪みが長期間続いていると、妊娠に関わる臓器へ血液を送る血管が圧迫されます。またホルモンバランスが崩れ、機能の低下を引き起こします。

骨盤矯正を行うことによりこの悪循環を断ち切ります。

確実に骨盤矯正の効果で不妊が治るとは言い切れませんが、お悩みの方は一度検討してみてもいいかもしれません。

 

骨盤矯正の方法

骨盤を強制するための手法としていくつか種類があります。

モビライゼーション

モビライゼーションとは体の関節の動きを良くするための手法です。

関節を構成する骨の内、片方を固定して、片方を動かすやり方が一般的です。

骨盤の場合は、仙骨を固定して、寛骨を動かして行うことが多いと思います。

マニピュレーション

関節を動かす手法の一つで、スラスト法ともいわれるようです。

瞬間的に関節を動かすことができます。

アメリカの国家資格であるカイロプラクティックの資格を保有している施術者がよく行っている手法です。

トムソンテーブル

トムソンテーブルとはトムソンベッドとも言われる器具です。

これもカイロプラクティックの施術者が使うもので、全身の矯正が可能です。

ベッドの天板が数㎝上がり、上から圧力を加えると天板が瞬間的に下に戻ります。

この天板の戻る勢いを利用して関節を矯正していきます。

トムソンテーブルはあいあい接骨院でも取り入れており、患者さんの施術に活用しています。

トムソンベットの画像

最後に

今回は骨盤矯正について書きました。

骨盤が原因での痛みや悩みは非常に多く来院されます。

今お困りの症状も骨盤の歪みなどが原因かもしれません。

痛みやお困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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