足・脚の不調
皆さん、こんにちは!
あいあい接骨院です。
今回のブログでは整骨院でよくご相談を受ける痛みがある足・脚の症状についてまとめていきたいと思います。
身近にお困りの方がいましたら分かりやすくまとめていますので、一度読んでいただければと思います
脚に不調が起こる原因とは?
皆さんは、身体の7割に筋肉が下半身に付いていることを御存じでしょうか?
男性と女性では男性が10割とすると女性は7割の筋力しかないと言われています。特に女性の場合は、筋力以外にもさまざまな要因が絡み合って脚の不調が起こります。
- 閉経などのホルモンバランスの変動
- 妊娠
- 日常で履いている履物によって
- 運動不足
などが主な原因です。
ホルモンバランスの変動は、足のむくみや痛みを引き起こすことが多く季節や天候、体調によっても脚の痛みや不調をきたすことがあります。
また、日常的に履く履物によっては身体に合わず、結果として太ももやふくらはぎといった脚や足関節、足底などに影響が出てきます。たとえば、ハイヒールやサイズの合っていない靴は足を圧迫し、長時間履き続けると痛みにつながります。
「仕事をし始めてからめっきり運動しなくなった…」という方は多いのではないでしょうか?仕事によっては長時間の立ち仕事やデスクワークが続き、学生時代に比べて運動習慣が減るもしくは無くなることが多い傾向にあります。運動不足になると脚の筋肉が衰え、その結果、足裏のアーチが下がってしまう→足首や膝など脚全体の痛みにつながる可能性があります。
脚の不調を予防・改善するには、
- 適切な履物を選ぶ
- 適度な運動を行う
- 体重を管理する
- バランスの良い食事を摂る
といったライフスタイルの改善が重要です。
脚に起こる主な症状とセルフケア方法
【むくみ】
むくみとは、余分な水分や老廃物が組織内にたまり、腫れたように見える状態のことです。長時間立ちっぱなしや座りっぱなし、女性では生理前などに足のむくみを感じやすいと言われています。
足のむくみの原因としては、ホルモンバランスの変化や血行不良などが挙げられます。長時間同じ姿勢でいると、血液やリンパの流れが悪くなり、結果として足に老廃物が溜まってむくみを引き起こします。状態によっては、痛みを伴うこともありますので、お悩みの際は是非あいあい整骨院にご相談ください
なぜむくみやすいのか、その対処法とは
女性は、男性と比べると冒頭にも書いたように筋肉量が少ないため、冷えや血流の低下などが起こりやすい傾向にあります。また、ふくらはぎには足のポンプ機能もありますが、男性と比べると弱くなります。
女性は筋力低下により
- 冷え
- 循環血流の低下
- 筋ポンプ機能の不足
の症状が現れやすいので、いずれもむくみのリスク要因となります。こういった下地があるため、女性は男性と比べてむくみが出やすいということが言えます。また、スカートなどの脚を出す服装やストッキングといった締め付けの強い衣服を着ることが多いことも、わずかではありますが影響すると考えられます。
足のむくみをセルフケアするには、まず原因となっている生活習慣を見直すことが大切です。
長時間立ちっぱなしや座りっぱなしになる場合は、適度に休憩を取ってストレッチなどの動きを生活に取り入れてください。
また、水分を十分に摂ることやジャガイモ、トマト、キャベツ、バナナなどのカリウムを多く含む食品を食べるのも身体の水分バランスを整える効果があり、むくみ予防に良いとされています。
さらに、むくみのセルフケアとして効果的な方法がストレッチと入浴です。
ふくらはぎを中心にストレッチを行うことで血行を促進し、老廃物の排出を促します。入浴剤に重曹を加えると重曹には発汗作用があるため、余分な水分を排出するのに役立ちむくみ改善に効果的です。
※皮脂を分解するので重曹を使用して肌の乾燥が目立つ方は使用頻度を減らして下さい。
ストレッチ
足首のストレッチ
- 膝の上に足を乗せる
- つま先と足首を両手で掴む
- 足首を時計周り・反時計周りに大きく回す。
脚のストレッチ
- つま先を天井に向ける
- 膝を伸ばす
- 前に屈むように脚裏を伸ばす
アキレス腱伸ばしストレッチ
- 前後に脚を開く
- 前側の脚の膝を曲げ、踵に体重を乗せていく
- 後ろの脚は踵が離れないように注意しながら、前へ倒していく
屈伸ストレッチ
- 30分~1時間に一度、椅子や床から立ち上がる
- 筋肉をほぐすように伸びをする
- 膝を曲げて屈む
- 足踏みをする
あいあい整骨院では、FAST TRAINERという加圧トレーニングを導入しています。この機械では圧をかけてストレッチやトレーニングをすることで血流改善や筋力アップを図ることが出来ます。加圧トレーニングとは、ダイエットや筋力アップに効果的なトレーニング方法です。
通常のトレーニングとは異なり、専用のバンドやマシンを使って筋肉に圧力をかけることで、
より効果的に筋力を高めることができます。
筋力を高めることで、
- 新陳代謝の向上
- 血の巡りの改善
- 筋力アップによる体質改善
症状によっては行えない場合もありますので、まずはお気軽にご相談からいただければと思います。
特に痛みが伴う足の主な症状とは?
外反母趾やモートン病は特に痛みが顕在する症状です。一見すると変化が緩やかで、些細なことのように思えるかもしれませんが、放置しておくと歩行障害や関節の変形を伴うことがあります。外反母趾やモートン病について、その原因や対処法について詳しく解説します。
外反母趾
親指が小指の方向へ曲がり、親指の付け根の出っ張りが目立つようになる症状です。この症状は、ハイヒールや先の細い靴を長時間履くことによって引き起こされることが多く、女性に多く見られます。外反母趾は、親指の付け根が圧迫され炎症を起こすことで痛みが生じます。また、外反母趾が進行すると、親指と人差し指が重なり、痛みや歩行障害を伴うようになります。
外反母趾の原因は、足に合わない靴の着用だけでなく、生まれつきの足の形状にも関係しています。
日本人の足の形
人間の足の形は、大きく次の3種類に分けられます。
あなたの足の形はこのうちのどれでしょうか?
⚫︎エジプト型 親指(母趾)が一番長い
⚫︎ギリシア型 人差し指(第2趾)が一番長い
⚫︎スクエア型 親指と人差し指が同じ長さ
日本人の大半はエジプト型の足といわれています。こうした形の足は親指が靴の先端に当たって圧迫を受けやすく、外反母趾になる可能性が高いのです。
【外反母趾の対処法】
ストレッチ
・タオルギャザー
足趾を曲げる筋肉には、足の縦アーチと横アーチを支える作用のある筋肉が活動するため、開張足の悪化や予防対策になります。
足趾でタオルをつかむ運動で、足趾を曲げる筋肉を動かします。
・Hohmann(ホーマン)体操
軽度から中等度の外反母趾に対して痛みの軽減が期待できます。
両側の踵を接触させます。幅が広いゴムを左右の母趾に付けて、引っ張る運動です。30~50回繰り返すとよいでしょう。
・母趾外転運動
軽度から中等度の外反母趾に対して若干の変形矯正が期待できます。
足の指を開いたり閉じたり、グー・パーを繰り返し行いましょう。
・指圧ストレッチ
全ての足の指を足先から根元にかけて押して刺激をします。
それが終わったら全ての足の指を開くように伸ばします。
外反母趾は姿勢が悪くなることで、重心の位置が悪くなり足に負担がかかることも考えられます。あいあい整骨院ではトータルバランス療法やEⅯSを行い、姿勢改善することで外反母趾の予防が期待できます。
分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
モートン病
男性に比べて中年以降の女性に起こりやすい疾患です。以前は欧米に多い疾患と言われていましたが、外反母趾と同様に、生活の欧米化やこの疾患の認識が広まったことにより、最近では日本でも増加傾向にあります。
年齢を重ねていきますと、徐々に足の変形(扁平足や足の横幅が広くなる開張足など)を生じてきます。
足趾の付け根の骨には、隣り合う中足骨どうしをつないでいる靱帯(深横中足靱帯)があります。そのすぐ足底部(足の裏側)を神経が通過するため、この靭帯と地面の間で圧迫されて生じる神経障害です。圧迫部の近くには仮性神経腫といわれる、痛みのある塊が形成されることもあります。
モートン病になりやすい原因とは?
- つま先の細い靴を常に履いている
- つま先立ちをする格好を長時間行っている
- 中腰での作業が多い
- 過度なランニング
- 外反母趾などの骨の変形
- サイズの合わない靴を履き続ける
など
モートン病の症状
主に第3~4足趾間(足の中指と薬指の間)、第2~3足趾間(足の人差し指と中指の間)に、
- ピリピリと刺すような痛み
- 熱いような痛み
- しびれやけいれんなどの神経症状
症状は個人差があり、痛みが足趾や足の甲、ふくらはぎに及ぶこともあります。
あいあい整骨院での治療とは?
足に合わない靴、長時間の無理な姿勢、間違った体の使い方を行うことで、モートン病に罹りやすくなります。
あいあい整骨院では、モートン病の原因となる足への負担をトータルバランス療法で負担を減らすように調節するとともに、EMSで身体を支えるインナーマッスルを刺激し、足の指に体重がかかりにくい身体作りを行います。また、テーピングや物理療法で痛みの緩和を行います。
あいあい整骨院では大安寺院、新保院、津山院、古京町院、倉敷連島院と5院、岡山県内に展開しています。また、土日祝日も診療しており20:00まで受付をしておりますので、遅くまでお仕事がある方でも通いやすくなっております。
是非、あいあい整骨院へご相談いただければと思います。